高石市の歯医者、のだ歯科クリニックがお答えする:歯科診療とアナフィラキシーについて
こんにちは(^^)
高石市の歯医者、のだ歯科クリニック、院長の野田です😀
先日はインプラントのセミナーを受講してきました。その際の講義で皆様もよくニュースで聞かれる『アナフィラキシーショック』についても受講してきたので、少しお話をさせていただきます。
まず、アナフィラキシーショックとは、「アレルゲン等の侵入により、複数臓器に全身性にアレルギー症状が惹起され、生命に危機を与え得る過敏反応」という定義がありますが、よく聞くのがハチに刺された時、医薬品の使用により発症すると言われています。
また、年間に50〜80名弱の方がお亡くなりになるそうです。
もちろん、皆さんもニュース等でご存知の通り歯科治療や、治療後に出すお薬によってもアナフィラキシーショックを起こす可能性があります。
簡単な症状は?というと、
①血圧低下
②皮膚粘膜の痒み、発赤
③呼吸苦
④気分不良、嘔吐感、腹痛
等があります。
この症状のうち、2つ以上があてはまるとほぼアナフィラキシーショックを起こしていると考えられます。
では、発生時どうすればいいのか?
基本的には、アドレナリンと呼ばれる薬剤を筋肉注射で行うのですが、年齢によっても微妙な用量の調整が必要であること、操作が少し難しくなる事、を考慮して当院では『エピペン』と呼ばれる簡易的に行える救急薬剤を用意しております。
アナフィラキシー発症から心停止までの平均時間は5分〜30分とかなり短いです。
先日、ニュースでも2歳のお子様がお亡くなりになるという大変悲しいニュースもありました。
私は、お子さんの歯の治療で、無理矢理抑え込んで治療をする事は決してよくないと考えております。
なのでまずはしっかり当院とお子様との信頼関係を作って、慣れてもらうことから始めております。
しかし、万が一の事を考えて当院ではそういった準備もしっかりさせていただいております。ご安心ください😊
この『エピペン』は、一般の方でも登録をすれば使用が可能なので是非調べてみてください(^^)
また定期的にブログで歯科の情報はアップしていきますので、よろしくお願い申し上げます。
高石駅アプラ(アプラたかいし目の前)の歯医者
『のだ歯科クリニック』
所在地:〒592-0014
大阪府高石市綾園1丁目3−14 高石DSビル102
電話:072-262-4182
ホームページ:https://www.noda-dental.com/docs2
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