高石市の歯医者のだ歯科クリニックが伝えるフッ素について
歯科衛生士の吹留です。本日はフッ素についてお伝えしていきます。
虫歯予防=フッ素というイメージを持たれている方も多く、フッ素は歯に良いとされていますが、具体的にフッ素の働きと効果について皆さんご存知でしょうか?
フッ素の働きは3種類!
①初期虫歯を修復(再石灰化の促進)
フッ素は虫歯になりかけた歯から溶け出したカルシウムなどが、再び歯に戻ろうとする作用(再石灰化)を助け、歯の修復を促進します。
②歯質を強化する(耐酸性)
フッ素が歯に取り込まれる事で、エナメル質が強化され、酸に溶けにくい強い歯になります。
③虫歯菌の抑制
フッ素の抗菌作用により、虫歯菌の働きを抑え、酸の産生を抑制させます。
ではフッ素はどのように取り入れれば良いのでしょうか?
フッ素の種類も3種類です!
①フッ化物洗口
ご家庭でフッ化物の水溶液を使ってブクブクうがいを行い、歯のエナメル質表面に直接フッ素イオンを作用させる方法。
②フッ化物入り歯磨き剤
ご家庭でフッ化物の含まれる歯磨き剤で歯磨きを行い、歯のエナメル質表面に直接フッ素イオンを作用させる方法。
③フッ化物歯面塗布
歯科医院で高濃度フッ素を数ヶ月毎に歯の表面に塗り込む方法。
フッ化物の種類や使い方によって効果は異なりますが、どの方法でも長く続けることが大切です。
また数種類のフッ化物を併用する事で大きな予防効果が期待できます。
年齢やお口の状態に合わせて適切な濃度や使用法をご提案させていただきますので、当院スタッフまでお問い合わせください。
関連記事
2020.09.17
高石市のだ歯科クリニックがお伝えするTCHについて
2020.07.04
はじめまして!
2020.06.17
高石市ののだ歯科クリニックがお伝えする口呼吸のリスクについて
2020.05.01