こんにちは！歯科衛生士の吹留です。

マスクを着用しての生活が続きますが息苦しさから口呼吸になってはいませんか？

「口が渇いて不快」と感じられるドライマウス(口腔乾燥症)には様々な原因がありますが口呼吸もそのひとつです。

唾液の働きには

①消化作用 (デンプンを分解して体内に吸収しやすくする)

②抗菌作用(細菌の増殖を抑える)

③粘膜保護作用(喉や食道を傷つけにくくする)

④食塊形成作用(味を感じさせ、噛み砕いたり飲み込んだりしやすくする)

⑤pH緩衝作用(飲食により酸性に傾いたお口のpHを中和する)

⑥粘膜修復作用(組織が傷ついた時に修復する)

⑦再石灰化作用(飲食により溶けかけた歯の修復をする)

⑧潤滑作用(発音や発声をスムーズにする)

などがあり、唾液量が減少すると虫歯、歯周病のリスクが高くなってしまいます。

口呼吸に注意する、たくさん噛んで食べるなど生活の中で工夫できることもあります。

清潔で健康なお口を維持し、体の免疫力を上げて大変な時期を乗り切りましょうね！