やはり歯科医院の治療は、患者さんにとって「何をされているのかわからない……」という不安が多いようです。そこで当院ではまず、お口まわり全体のレントゲンや写真を撮影し、いま起きている問題を知っていただくことから始めます。治療前には実際に鏡をご覧いただいたり、動画ツールを使ったりしてどういった治療をするのかを丁寧にご説明するんです。患者さんにもご自身のお口の状態をしっかり理解していただくことでデンタルIQも高まり、実際の治療もスムーズに進むことを実感しています。治療後も次回の治療内容をお伝えすることで通院意欲を維持でき、患者さんの自己判断で治療を中断してしまう……といったこともなくなりました。
それから表面麻酔にはしっかり取り組んでいますね。麻酔はちゃんと効くまでに少し時間がかかるんです。ですから最低でも3分程度は置いています。
また治療以外では、少しでもリラックスしていただけるようにタオルをかけてさしあげたり、アロマを焚いたりとホスピタリティーの充実にも努めています。
問診票では保険治療をご希望されているのか、場合によっては自費診療も検討されているのかなどを事前に伺いますので、いきなり治療を始めることもありません。ぜひ遠慮なくご要望をお知らせくださいね。
お子さんは、いきなり男の先生がやってくると緊張してしまうようです。ですから当院ではまず、女性スタッフと仲良くなってもらって、椅子に座れるかな?とか、じっとしていられるかな?とか様子を見ながら進めていきます。よっぽどの緊急事態でなければ治療を無理強いすることはなく、少しずつ歯医者さんに来やすい環境を作り、親御さんと相談しながら治療に入るようにしているんです。
子どもは、治療を頑張ったことを誉めてあげると全然違います! 僕が「今日はこんなことをするよ」と話し、そして子どもには「ここまで頑張れたら褒美ね」とお互いに約束をして、それをちゃんと守る。この積み重ねが次の通院意欲につながるんです。